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2008年10月27日
ウォーキング25ボサツ
とある夏の日の東京の噂。
三年に一度仏さまが行列を成し世田谷あたりを練り歩く、しかも仮面装着。
かなり近所のうえに仏、しかも仮面。
いても立ってもいられなくなり家を飛び出したあの暑い夏の日。

九品仏駅に到着するも、あまりに渋いイベントに菩薩との遭遇は一筋縄ではいかないだろう、
決意と不安の入り混じった思いで改札を出ると、まさかまさかの大行列。
お祭り騒ぎになっておりました。さすがボサツ。
会場の浄真寺さんにつくと早速行進開始。

誘導と冷却の任務を背負った付き人と現世、極楽を往復いたします。

マーチ、マーチ。
仮面が持つユーモラスとミステリアス。
同じ顔はこの世に存在しないはずなのに目前にずらりと並ぶ25の同一面。
無機質の顔と生身の体、このギャップ感にどうにも惹きつけられるようです。
猛暑のためか途中リタイア寸前の仏様がいたりと
ハラハラする一幕もありましたが実に見ごたえあり。ありがたい行事でした。
次回は三年後。今度は是非かぶる側に挑戦してみたいと思うのです。
投稿者 pointweather : 01:37 | コメント (6)
2008年10月12日
オホーツク、オホホーツク
網走、綱島。アバシリ、ツナシマ。
同じ国の似たような名前の町にも関わらず、網走の放つ甘美な旅情感はどういうことでしょう。
今回の道東の旅のスタートでありゴールの町。
戻ってこれたと戻ってきちゃったの気持ちが交差しております。
それにしてもオホーツク。オホーツクなんです。
八月なのに思わず暖房つけちゃったのは自分が冷え性なだけではないはずです。
冬には流氷がアザラシ乗せて押し寄せると聞きます。
そんな極限の寒さの中で営まれる生活、充足感、温かさ。
人を寄せ付けない厳しさと、人をひきつける優しさ、その両立を可能にする秘密に触れてみたい。
冬にもう一度旅をしなければ。
そんなこと思いながら幼子の頃からの夢だったニポポ人形を手に札幌へ。横浜へ。

そんな網走での宿は牧場も同時経営。
自分もいつかは牧場カフェを。あるいは宿カフェ。せめて羊カフェ。

知床の仲良き鹿。
美しきロングホーン。

ただのカモメ。しかし数がとにかく突き抜けていました。
魚の美味ゆえにでしょうか。

たこ焼き系キャット。そのふくよかさ。
やはり魚の美味ゆえにでしょうか。
投稿者 pointweather : 01:40 | コメント (0)
2008年10月03日
霧と湖と国境
知床で一気に沸点に達してしまった北海道の旅。
翌日は摩周湖じゃ!と鼻息荒くしていたのですが、
そのテンション冷却せよとばかりに霧雨の空模様。
霧に包まれ全貌を見せない摩周湖と話には聞いていましたが
濃霧中の濃霧。湖面はおろか数メートル先もおぼつかないフォグっぷりでありました。

そんな中訪れた摩周湖の地下水が湧き出た泉。
樹は腐らず、水はひたすら青。

湖面近くの樹の根。
強く太く、ひたすら支える存在。
保つ力、足下の力。これからの自分に必要な力。

摩周湖から道道を東へ、
最果てが持つ荒涼さと潔さで研磨された風景、カモメ、そしてロシアとの国境。
湿原には松の抜け殻。

旅行わずか二日目で現世をどこかに置き忘れてしまったようです。